S15 最終333位(レート2017) 迅雷怒涛コントロール 【ポケモンsv】

 

はじめまして。

真宵テオと申します。

 

この度レート2000超えを達成したパーティを紹介したく構築記事を書かせていただきました。

初の構築記事作成ということで、拙い点もあるかもしれませんが、最後までご覧いただければ幸いです。

 

構築

 

構築経緯

まず、個人的に使い勝手が良いと感じている対面操作+高火力ポケの攻めサイクルをコンセプトとした。

環境に通りやすいタイプで安定した高火力を出せるエースとして、某実況者さんが使っていた眼鏡タケルライコを使ってみたかったため、ここから構築を開始。

ライコの対となる物理エースとしてライコが不利なディンルー・パオジアンに有利を取れる鉢巻水ウーラオスを採用。

対面操作役には、電気・地面の一環を切りつつハバタクカミにも強めなチョッキランドロスと、霊・悪の一環を切りつつデバフを絡めたサイクルに長けるガオガエンを採用。

更に対フェアリー・氷に強いオボンハッサムを入れていたが、中盤で選出率が低下、カイリュー・ガチグマに荒らされる展開が厳しかったこともあり、その2匹に対する補強として、前期の上位構築記事で興味を持ったメテオビームドータクンと交代。

最後の枠ではママンボウ入りサイクルや受けルメタとして、当初は身代わりうるおいボイスアシレーヌを使っていた。

しかし、Sの低さ・瞑想を積めない展開だと押し負けやすいという欠点から終盤で選出率が低迷。

役割を損なわずに上記の問題を解決できるポケモンとしてジャローダが入ってきて、最終的な構築が完成した。

 

個体紹介

・タケルライコ@こだわりメガネ

性格:控え目

特性:古代活性

テラスタイプ:電気

実数値(努力値):

205(36)-x-130(148)-198(180+)-110(4)-113(140)

 

調整意図

HB:+1オーガポンの特化じゃれつく乱数上2つ切り耐え
C:H252オーガポンをりゅうせいぐん乱数下2つ切りで一撃
S:無振りランドロス抜き

※参考にした動画の調整をそのまま使用

 

本構築の開始点。

環境に通りやすいタイプで安定した高火力が出せるポケモンとして魅力的と感じて軸に据えた。

電気の通らないポケモンはおもに炎オーガポン・ガチグマ以下地面タイプが挙げられるが、炎オーガポンやチョッキ以外のガチグマなら流星群でほぼ落とせるし、パーティーが全体的に地面に強めなのであまり気にならない。

瞑想持ちの耐久振りがメジャーだった故か、積み読みの動きをされることもしばしばあり、そこを瞬間火力で崩せることもこの型の強みとなっていた。

この環境の特殊アタッカーとしてはやや素早さが低いことがネックだが、迅雷の存在や後述するドータクンのトリルでカバーできる。

テラスタイプは高火力の押し付けというコンセプトに合わせた電気。

 

 

ドータクン@パワフルハーブ

性格:控え目

特性:ふゆう

テラスタイプ:フェアリー

実数値(努力値):

173(244)-x-136-144(252+)-138(12)-38

※S個体値0

 

調整意図

H:奇数

C:ぶっぱ

D:余り

 

中盤にパーティに加入した革命児。

カイリュー、ガチグマに対してもっと安定した引き先が欲しいと思い、前期の上位構築を漁っていたところ、このポケモンに出会った。

大半のカイリューに安定して受け出せるのが精神的にかなり楽だった。

イーユイや炎オーガポンへの交代に合わせてトリル→メテオビームの流れが強く、恐らくパーティーで一番イーユイを撃破している。

キラフロル、グライオン、オオニューラといった厄介な中堅ポケモンに強めな点も高評価。

テラスタイプは一貫を取られがちな悪技に対して切り返せるフェアリーを採用。

悪技のみならず、鉢巻カイリューの逆鱗を無効化したり、オオニューラの剣舞インファを耐えてトリルで切り返したりと、フェアリーの耐性が有効に働く場面は多かったので、このチョイスは正解だった。

 

・ウーラオス(連撃)@こだわりハチマキ

性格:陽気

特性:不可視の拳

テラスタイプ:水

実数値(努力値):

175-182(252)-120-x-81(4)-163(252+)

 

タケルライコと双璧をなす火力枠。

シーズン半ばまでいじっぱりにしていたが、ブリジュラス・コノヨザル・準速オーガポンなどを意識して最速に変更した。

初手で有利対面を作れた場合、貯水や水1/4のポケモンがいなければ、テラスを切って積極的に数的有利を取りにいった。

 

ガオガエン@厚底ブーツ

性格:生意気

特性:威嚇

テラスタイプ:水

実数値(努力値):

201(244)-136(4)-132(172)-x-133(84+)-60

※S個体値4

 

対面操作枠①。

元々フィラの実を持っていたが、ステロ撒きっぽいポケモンが見えただけで出しづらくなる点が窮屈でブーツに変更した。

その分体力管理がシビアで、意外に繊細な立ち回りが求められるポケモンと感じた。

それでも、ステロに怯えず出せることで拾えた試合も多く、大量発生していたパオジアンへの牽制役としても大きな功績を果たしてくれていた。

 

ランドロス(霊獣)@突撃チョッキ

性格:意地っ張り

特性:威嚇

テラスタイプ:鋼

実数値(努力値):

191(212)-181-110-125-130(236)-119(60)

 

調整意図

H:余り・できるだけ高く

D:できるだけ高く

S:S-1最速110族抜き

 

対面操作枠②。

主な役割はハバタクカミをはじめとした対特殊。

威嚇と高めの種族値により、物理に対しても強めな点が優秀だった。

カバルドンやガチグマへの奇襲として草結びを搭載している。地割れは安定しないので除外。

テラスタイプは撃たれがちな氷、フェアリー、ドラゴンに耐性のある鋼。

 

ジャローダ@食べ残し

性格:臆病

特性:天邪鬼

テラスタイプ:岩

実数値(努力値):

177(212)-x-115-101(44)-115-181(252+)

 

調整意図

H:16n+1

C:余り

S:オーガポン抜き調整のポケモンの上を取れるよう最速

 

対受けサイクル枠。

この枠に求めていた要素としては

・水ウーラオス・キョジオーンに強め

ママンボウ入りサイクルに安定した立ち回りができる

以上を満たすポケモンとして最終週に採用した。

技構成は主力のリーフストーム、技範囲を補う岩テラバースト、キョジオーン・ママンボウに対して大きくアドをとれる身代わりまで確定。

あと一枠は挑発と蛇睨みで選択だったが、今回はパーティーに中速のポケモンが多く、麻痺の恩恵を受けやすいと考えて蛇睨みを優先した。

 

重いポケモン

・テツノツツミ

ドータクンやテラスタルで誤魔化していた。

眼鏡テラスドロポンでゴリ押してくるタイプが一番辛い。

 

・タスキ氷テラバイーユイ

ランドロスが出落ちする上、後続への負担も重くなりがち。

 

終結

TNテオ

順位:333位

レート:2017.621

 

最後に

S5で達成してから実に約10カ月ぶりのレート2000以上ということで、本当に嬉しいです。

 

今シーズンは最近の低迷していたシーズンと比べて、以下のスタイルに変えたことが結果に結び付いた要因だったと思います。

・序盤から同じ軸のパーティーを使い続け、課題に応じて部分的な改善を繰り返す形としていた。

・連敗で熱くなったときに連戦しないことを意識、2~3連敗したときは中断することを決めておいた。

今回掴んだ感覚を生かし、次シーズン以降も結果に結び付けたいです。

 

それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。