s17 最終104位(R2059) 迅雷怒涛カタストロフ 【ポケモンsv】

 

見に来ていただきありがとうございます。

真宵テオと申します。

 

今回、レギュレーションG最後のシーズン、s17にて目標としていた最終R2050越えを達成できました!

なので、記録に残す意味でも今回構築記事を書かせていただきました。

最後までご覧いただけると嬉しいです。

 

構築

 

構築経緯

s16、s17前半と構築を模索していたが、これという構築が見つからず迷走気味だった。

その中で、前期の最終1位の方が眼鏡タケルライコで結果を残していたことから、自分もs15で使っていた眼鏡ライコ軸に立ち戻ってみようと決意。

その前期1位構築から眼鏡ライコとアーマーガア、スカーフイーユイの3匹を採用。

 

物理エースとして、s15でライコとの相性を証明した鉢巻水ウーラオスを起用し、s15で命名した「迅雷怒涛」コンビが復活

 

対特殊についてはs15ではランドロスを使用していたが、氷テラバが急増していることもあり、今期はあまり使う気が起きず。

代わりに、以前から少し気になっていた、ADチョッキディンルーを採用

 

最後に、ここまででまだ薄めだった水・格闘・フェアリーを流せるクッション要因としてHBモロバレルを採用

 

以上で構築完成となった。

 

 

個体紹介

・ディンルー

対特殊エキスパート。

対面操作ができず使うのが難しそう、と食わず嫌いしていたが、実際に使ってみると頼もしい存在だった。

ラティ兄妹、ライコ、イーユイ辺りをはじめ、特殊相手にはランドロスにない安定感を誇った。

なお、エナジー持ちのライコは水or氷テラバ持ちが大半なので、こちらもテラスを切って応戦していた。

 

・ウーラオス(連撃)

S:ウーラオスミラー・オーガポン・コノヨザル意識の最速

A:振り切り

残りB

 

迅雷怒涛の怒涛枠。

有利対面を作ってからの制圧力はすさまじく、半減テラスをごり押して勝つ場面もしばしば。

体感初手の電気テラスパオジアンが減っていたことも追い風。

 

・アーマーガア

※s個体値2

前期1位の方の調整そのまま。

 

ハバカミ、ガチグマ、カイリューといった環境の中心ポケモンを受けつつ、下からの対面操作でテンポを取れる無二のポケモン

いざ使ってみると汎用性の高さに感銘を受けた。

ちなみにSに関しては、無振りガチグマの下を取れる個体を狙って色証厳選した結果最初に出たのがこれだった。

カバルドンやディンルーよりも遅くなってしまうが、後ろに欠伸やカタストロフィを入れずに交代できるのもアリだな、と割りきった。

 

・タケルライコ

迅雷怒涛の迅雷枠。

少しの間手放していたが、結局戻ってきたレギュFのパートナー。

準速までsを伸ばすことでカイリューやサーフゴー対面の安定感は増していた反面、もう少し耐久があればと思った場面もあったため、s振り切るか耐久に回すかは悩ましかったところ。

迅雷じゃんけんになる場面は、迅雷ケアされる読みで他の技を打つことが多い。

 

・イーユイ

パオジアンにも強い火力枠兼スイーパーとして採用。

ウーラオス・パオジアンとの初手対面は惜しまずテラスを切って突っ込む。

オバヒ外しもなく、悪波怯みもそこそこ引いてくれた自覚の子。

 

モロバレル

H:10n-1(再生力効率最大)

B:特化(A特化パオジアンのつららおとし確定耐え)

残りD

 

上記5匹で不安なウーラオスアシレーヌをはじめとした水・格闘・フェアリーを受けつつ対面操作できるサイクル要員として採用。

相手に眠り無効がいる場合、もしくは対面している相手が身代わり持ってそう(エナジー持ちハバカミなど)な場合はリフストから入る。

カイリュー・ハバカミ・ランドロスなどもそこそこ誤魔化せるため、アーマーガアが出しづらい構築には代わりに出てもらっていた。

 

・選出パターン

big6

初手ライコorラオスorイーユイ

+アマガ+ディンルー以外から一体

アマガ、バレルといった対面操作枠を駆使して有利対面を作り、高火力で制圧を狙う。

イーユイやウーラオスなど、後々詰めに役立てられるポケモンは温存できる局面なら積極的に残しておくと良い。

 

VSママングライ

ライコ+ラオス+(アマガorバレルorディンルー)

初手はママンボウが多め

裏に地面枠がいるとほぼ素引きされるため、その場合は初手流星群から入った。

ライコやラティ兄妹がいる場合はディンルー、ラオスがいればバレル、それ以外はアマガを出す。

 

VS受けル

ウーラオス+ライコ+アマガorバレル

エース2枚のとんボルチェンでゴリ押し

あまりにもアマガが刺さらない・水オーガポン入りの場合はモロバレルを出す。

 

他、相手にこのポケモンがいたらこいつを出したい、というパターン

・タケルライコ、ラティ兄妹→ディンルー

・コノヨザル、オオニューラ→ウーラオス

・水オーガポン→モロバレル

 

重かったポケモン

・龍舞トドロクツキ

一度でも龍舞を許すと止められなくなりがち。

 

・ドオー

HBよりならライコの流星群、HDならラオスインファイトで押しきれるが、どちらにも振られている場合厳しい。

アマガの挑発で誤魔化しつつ削る。

 

・アマガより遅いガチグマ

トリルでもないのにS調整してるの偉すぎる。

幸い1回しか当たらなかった。

 

・零度パオジアン

犯罪。

終盤の初手ラオス対面みんな運ゲに賭けてくるのやめて

 

総括

レギュレーションF最後のシーズンとして、悔いのない内容には出来たのではないかと感じています。

また、s15で2000達成した際にも使用したタケルライコと水ウーラオスのコンビで最高レートを更新できたのが個人的に嬉しい点でした。

レギュレーションGではタケルライコ・水ウーラオスともに使用率は下がってしまうところと予想しているので、その前にこの2匹を軸に結果を残せたのは感慨深いものがあります。

 

次は禁伝環境のレギュレーションG、

ルール変更後の最初のシーズンということで、まだ構築の取っ掛かりもないですが、自分なりの解答を見つけられるよう試行錯誤したいと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

次シーズンもよろしくお願いいたします!

S15 最終333位(レート2017) 迅雷怒涛コントロール 【ポケモンsv】

 

はじめまして。

真宵テオと申します。

 

この度レート2000超えを達成したパーティを紹介したく構築記事を書かせていただきました。

初の構築記事作成ということで、拙い点もあるかもしれませんが、最後までご覧いただければ幸いです。

 

構築

 

構築経緯

まず、個人的に使い勝手が良いと感じている対面操作+高火力ポケの攻めサイクルをコンセプトとした。

環境に通りやすいタイプで安定した高火力を出せるエースとして、某実況者さんが使っていた眼鏡タケルライコを使ってみたかったため、ここから構築を開始。

ライコの対となる物理エースとしてライコが不利なディンルー・パオジアンに有利を取れる鉢巻水ウーラオスを採用。

対面操作役には、電気・地面の一環を切りつつハバタクカミにも強めなチョッキランドロスと、霊・悪の一環を切りつつデバフを絡めたサイクルに長けるガオガエンを採用。

更に対フェアリー・氷に強いオボンハッサムを入れていたが、中盤で選出率が低下、カイリュー・ガチグマに荒らされる展開が厳しかったこともあり、その2匹に対する補強として、前期の上位構築記事で興味を持ったメテオビームドータクンと交代。

最後の枠ではママンボウ入りサイクルや受けルメタとして、当初は身代わりうるおいボイスアシレーヌを使っていた。

しかし、Sの低さ・瞑想を積めない展開だと押し負けやすいという欠点から終盤で選出率が低迷。

役割を損なわずに上記の問題を解決できるポケモンとしてジャローダが入ってきて、最終的な構築が完成した。

 

個体紹介

・タケルライコ@こだわりメガネ

性格:控え目

特性:古代活性

テラスタイプ:電気

実数値(努力値):

205(36)-x-130(148)-198(180+)-110(4)-113(140)

 

調整意図

HB:+1オーガポンの特化じゃれつく乱数上2つ切り耐え
C:H252オーガポンをりゅうせいぐん乱数下2つ切りで一撃
S:無振りランドロス抜き

※参考にした動画の調整をそのまま使用

 

本構築の開始点。

環境に通りやすいタイプで安定した高火力が出せるポケモンとして魅力的と感じて軸に据えた。

電気の通らないポケモンはおもに炎オーガポン・ガチグマ以下地面タイプが挙げられるが、炎オーガポンやチョッキ以外のガチグマなら流星群でほぼ落とせるし、パーティーが全体的に地面に強めなのであまり気にならない。

瞑想持ちの耐久振りがメジャーだった故か、積み読みの動きをされることもしばしばあり、そこを瞬間火力で崩せることもこの型の強みとなっていた。

この環境の特殊アタッカーとしてはやや素早さが低いことがネックだが、迅雷の存在や後述するドータクンのトリルでカバーできる。

テラスタイプは高火力の押し付けというコンセプトに合わせた電気。

 

 

ドータクン@パワフルハーブ

性格:控え目

特性:ふゆう

テラスタイプ:フェアリー

実数値(努力値):

173(244)-x-136-144(252+)-138(12)-38

※S個体値0

 

調整意図

H:奇数

C:ぶっぱ

D:余り

 

中盤にパーティに加入した革命児。

カイリュー、ガチグマに対してもっと安定した引き先が欲しいと思い、前期の上位構築を漁っていたところ、このポケモンに出会った。

大半のカイリューに安定して受け出せるのが精神的にかなり楽だった。

イーユイや炎オーガポンへの交代に合わせてトリル→メテオビームの流れが強く、恐らくパーティーで一番イーユイを撃破している。

キラフロル、グライオン、オオニューラといった厄介な中堅ポケモンに強めな点も高評価。

テラスタイプは一貫を取られがちな悪技に対して切り返せるフェアリーを採用。

悪技のみならず、鉢巻カイリューの逆鱗を無効化したり、オオニューラの剣舞インファを耐えてトリルで切り返したりと、フェアリーの耐性が有効に働く場面は多かったので、このチョイスは正解だった。

 

・ウーラオス(連撃)@こだわりハチマキ

性格:陽気

特性:不可視の拳

テラスタイプ:水

実数値(努力値):

175-182(252)-120-x-81(4)-163(252+)

 

タケルライコと双璧をなす火力枠。

シーズン半ばまでいじっぱりにしていたが、ブリジュラス・コノヨザル・準速オーガポンなどを意識して最速に変更した。

初手で有利対面を作れた場合、貯水や水1/4のポケモンがいなければ、テラスを切って積極的に数的有利を取りにいった。

 

ガオガエン@厚底ブーツ

性格:生意気

特性:威嚇

テラスタイプ:水

実数値(努力値):

201(244)-136(4)-132(172)-x-133(84+)-60

※S個体値4

 

対面操作枠①。

元々フィラの実を持っていたが、ステロ撒きっぽいポケモンが見えただけで出しづらくなる点が窮屈でブーツに変更した。

その分体力管理がシビアで、意外に繊細な立ち回りが求められるポケモンと感じた。

それでも、ステロに怯えず出せることで拾えた試合も多く、大量発生していたパオジアンへの牽制役としても大きな功績を果たしてくれていた。

 

ランドロス(霊獣)@突撃チョッキ

性格:意地っ張り

特性:威嚇

テラスタイプ:鋼

実数値(努力値):

191(212)-181-110-125-130(236)-119(60)

 

調整意図

H:余り・できるだけ高く

D:できるだけ高く

S:S-1最速110族抜き

 

対面操作枠②。

主な役割はハバタクカミをはじめとした対特殊。

威嚇と高めの種族値により、物理に対しても強めな点が優秀だった。

カバルドンやガチグマへの奇襲として草結びを搭載している。地割れは安定しないので除外。

テラスタイプは撃たれがちな氷、フェアリー、ドラゴンに耐性のある鋼。

 

ジャローダ@食べ残し

性格:臆病

特性:天邪鬼

テラスタイプ:岩

実数値(努力値):

177(212)-x-115-101(44)-115-181(252+)

 

調整意図

H:16n+1

C:余り

S:オーガポン抜き調整のポケモンの上を取れるよう最速

 

対受けサイクル枠。

この枠に求めていた要素としては

・水ウーラオス・キョジオーンに強め

ママンボウ入りサイクルに安定した立ち回りができる

以上を満たすポケモンとして最終週に採用した。

技構成は主力のリーフストーム、技範囲を補う岩テラバースト、キョジオーン・ママンボウに対して大きくアドをとれる身代わりまで確定。

あと一枠は挑発と蛇睨みで選択だったが、今回はパーティーに中速のポケモンが多く、麻痺の恩恵を受けやすいと考えて蛇睨みを優先した。

 

重いポケモン

・テツノツツミ

ドータクンやテラスタルで誤魔化していた。

眼鏡テラスドロポンでゴリ押してくるタイプが一番辛い。

 

・タスキ氷テラバイーユイ

ランドロスが出落ちする上、後続への負担も重くなりがち。

 

終結

TNテオ

順位:333位

レート:2017.621

 

最後に

S5で達成してから実に約10カ月ぶりのレート2000以上ということで、本当に嬉しいです。

 

今シーズンは最近の低迷していたシーズンと比べて、以下のスタイルに変えたことが結果に結び付いた要因だったと思います。

・序盤から同じ軸のパーティーを使い続け、課題に応じて部分的な改善を繰り返す形としていた。

・連敗で熱くなったときに連戦しないことを意識、2~3連敗したときは中断することを決めておいた。

今回掴んだ感覚を生かし、次シーズン以降も結果に結び付けたいです。

 

それでは、ここまでご覧いただきありがとうございました。